未上場のベンチャーに投資する方法として、株式投資型クラウドファンディングがあります。
エンジェル投資として近年こちらの手法を取って資金調達する企業が増えてきており、投資家からすると投資するチャンスも増えてきております。
今回はその中でも、FUNDINNO(ファンディーノ) という株式投資型クラウドファンディングサービスの概要や評判・メリット・デメリットについて紹介していきます。
イグジット(売却)した実績もいくつかあるらしいから、実際のリターンも気になるね
ファンディーノ(FUNDINNO)とは?
FUNDINNO(ファンディーノ) は、ベンチャー企業への投資を通じて株主として応援ができる、日本初のマッチングサービスという立ち位置で投資家と起業家を結んでいます。
その特徴はなんといっても日本初で、だからこそ成約件数も200件を超えており国内シェアNo.1と記載がありますがまさしく圧倒しております。
最速目標達成時間1分54秒というのはすごいですね。
募集開始してから一瞬でお金が集まっているじゃん
ユーザー数が多いほど投資する人も多い傾向にはあると思うから、資金調達を行うスタートアップ企業にとってはお金を集めやすいのかもしれないですね
エンジェル投資というとハードルが高そうですが、こちらのファンディーノだと10万円前後から未上場企業に投資ができ、通常の株主と同様に優待やIRなど受け取れます。
またエンジェル投資には税制優遇も実は存在し、ルールはありますが投資を行うことで節税となるケースもあります。
運営は日本クラウドキャピタルが行っております。
個人的にはサービスページも見やすいね
テレビCMもやっていて、今勢いのあるサービスですね
ファンディーノ(FUNDINNO)案件の利回り・売却益について
FUNDINNO(ファンディーノ) はその豊富な案件数から、既に株式をイグジット(売却できる状態)となった企業が複数存在します。
上場(IPO)実績
2021年3月には、ファンディーノを通じて資金調達を行った琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社がTOKYO PRO MARKETに上場しました。
TOKYO PRO MARKETは個人投資家は入れない市場ですが、既存株主は売ることができます。
TOKYO PRO MARKETはマイナーな株式市場だけど、あの動画メディア(コマース)のC CHANNELも上場してるんだね
流動性が低いのが懸念ではありますが、上場後の株価は700円となっておりファンディーノで出資した投資家は40%のリターンが見込めることとなります。
ファンディーノでのプロジェクトは2019年12月前後に行われていたようなので、投資から1年4ヶ月ほどでの上場ということになります。エンジェル投資としては早めのリターンといえます。
M&A実績
M&Aによる売却もあります。
琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社上場についてのファンディーノのプレスリリースには記載がありました。
これまでのEXIT実績としては、2019年7月に株式会社漢方生薬研究所(本社:東京都品川区、代表取締役:橋口遼、現社名:株式会社ハーバルアイ)、2020年4月に株式会社nommoc(本社:福岡県福岡市、代表取締役:吉田拓巳)、その他2社計4社にて、それぞれ相対取引の結果としてEXITを実現しましたが、新規上場による事例は今回が初となります。
琉球アスティーダスポーツクラブが東京証券取引所のTOKYO PRO Marketにおいて上場承認:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000021941.html
なんと4社も実績があるようです。
そのうちの記載のある漢方生薬研究所を調査しました。
ここは2017年12月に1株500円でファンディーノで資金調達を実施し、2019年6月にM&Aした時には1株750円でした。
そのため、約1年半で50%のリターンが出ていたことになります。
何と比較するか次第だけど、日経平均やS&P500、VTIなどの期待平均のリターンよりかは全然いいね
そして最新のEXIT(投資回収)実績です!
既に8件もありました。おそらく実績ベースだと株式投資型クラウドファンディングで一番なのではないでしょうか。
す、すごい・・・これは案件を見てみるしかない・・
ファンディーノ(FUNDINNO)の評判は怪しい?
さて、続いてはFUNDINNO(ファンディーノ) が個人投資家からどう思われているのか調査しました。
というのも、検索候補に「怪しい」というサジェストがGoogle先生からされるのですよね。
本当に怪しいのか?何が怪しいのかも含めて気になりました。
未公開株式の株主優待が来ました!
— シアー (@sear008) December 4, 2021
しゃぶしゃぶ用のお肉だよ(≧∇≦)b#ファンディーノ#株式会社総合近江牛商社#株主優待 pic.twitter.com/YHhRncsCPr
FUNDINNO(ファンディーノ) での株主優待ですがお肉は美味しそうですね・・・!
ファンディーノ62号案件スリーシェルズについて、アニメ、特撮、映画のクラシックコンサート上映とCD制作等。2022年の売上予想3億と伸びしろが小さく募集金額が集まるかは微妙だが、事業内容的には固定ファンがいて手堅いし、財務諸表も黒字。また、優待利回りも8%ぐらいありその点は良いと思う
— 小山内 誠 (@OsanaiMakoto) March 2, 2019
ファンダメンタルと事業環境からのコメントです。
見た感じ、実際にイグジット(EXIT)している案件もあることから財務的にも有望な企業も数多く存在しており、利回りもいいためお宝が眠っているといえそうです。
しかしその一方で、豊富な案件がゆえに一部将来性が怪しいような企業・案件もあるのかもしれません。
見極めは必要そうですね、ある意味投資家の分析力が試されます
ただ当たった場合のリターンは確かにあるので、研究してチャレンジする価値はあるといえそうだね
まとめ
株式投資型クラウドファンディングのFUNDINNO(ファンディーノ) は圧倒的な案件数とEXIT(イグジット)実績から、今一番実績が出ていると言える株式投資型クラウドファンディングサービスです。
投資実行済み案件は200件以上でEXIT(イグジット)案件も既に8案件は出ており、そのリターンは1年半ほどで40~50%という結果でした。
しかし、ユーザーが多いからこそ人気の案件はすぐに(最速2分で)投資上限金額に達して終了するので、まずはサクっと投資家登録してメルマガで情報を受け取って企業を確認していくのがオススメです。
もちろん登録は無料なので、今のうちに登録してみるのがいかがでしょうか。
他にもクラウドファンディング型のサービスはあるので、いずれも登録は無料なので、登録をしてこれぞ!という企業に出会えたら投資できるように準備しておくのがおすすめです。